やってきた「招かれざる客」、ただし「松」コース [イラク]
今日のお昼はこんなんでした。
うわ〜、すご〜い! 焼魚!
一瞬、「つぼだい」かと思いましたが、鯉でした・・。
とてもおいしかったのですが、小骨と泥臭さが少し・・・。
でも、招待してくれたイラク人の皆さん、とてもやさしく、
「ここをこうして大きな骨をとれば、あとは小骨もないから・・」、と教えてくれて、とてもおいしく食べられました。
そして、仕事を終えて宿舎に帰り、部屋に入るとちょっとびっくり・・。
部屋が異様に片付いています・・・。
狭いので、ベッドやら床やらに置いておいた荷物や書類がきれいにクロゼットに置かれていまして・・・。
(ちなみに、この狭い部屋、三食洗濯込みとはいえ、一泊250ドルです。)
聞くところによると、今日の午後、件の「招かれざる客」がお見えになったそうです。
ただ、昨日聞いた乱入者とはずいぶん違う、「紳士的な部隊」だったそうで・・・。背広を着た秘密警察的役人数名が、20人ほどの兵隊を連れてやってきて、ここの警備会社のマネージャーの案内で各部屋を「捜索」したんだそうです。そのときに乱された部屋は、その後警備会社のスタッフが全てきちんと整理したんだそうです・・。
ということで私のところは実害なし・・。
おそらく「踏み込む」前に、ここにいる我々の氏素性も押さえてやってきたのでしょう。
一応、日本の公的な役割をもってここに来ているので、その点は配慮されたのだと思います。
「抜き打ち査察」にも、昼間に背広を着て紳士的にやってくる「松コース」と、夜中にいきなりドアを蹴破って乱入し鉄砲を突きつけ、床に這わせて調べる「梅コース」まであるということでしょうか・・。
エライ違いだな・・・。
くわばらくわばら・・。