忘れ物、めっけ！ in イスタンブール [イラク]
さて、ふたたびイスタンブール空港です。
じつは、往きにこのラウンジに寄ったとき、つまり１０月１９日、このラウンジのコンセントにプラグ・アダプタを置き忘れてしまったのです。
そして、先ほど、「まぁ、ダメだろうな・・」、と思って同じところを見たところ、
わぁ！
なんと、そのまま残っていたのですね・・。
嬉しかったです。もうすでに二度ほど同じ失敗をしているので・・。
さて、この空港のトイレ、なかなかおもしろいです。
個室のほうですが、両サイドが鏡張りです。
なんか、スゴイです。
自分が左右に座って用を足している・・。しかも無限数・・。
「マトリックス」のようです。（若干古いですが・・・）
さすがトルコ航空の地元ラウンジだけあって立派です。
ビリヤードだってあるし・・・、
グランドピアノだってあります。（自動演奏はメチャクチャへたくそ）
さぁて、そろそろゲートに向かいますか・・・。
フライトは約１１時間。映画を見るのが楽しみです・・・。
今回もお疲れ様でした。
次の出張は、１１月１３日から、フィリピンです・・・・。
海が見たい・・・ [イラク]
昨日全ての仕事を終えて、今日これから空港に向かいます。
イラク最後の晩餐はこんな感じ・・・。
「休日前の木曜恒例」のバーベキュー。
まぁまぁ、わらじのようなかったい肉が・・・。
でも、「肉の味」がしてうまかったです。
今回の出張では、とにかく、肉、肉、肉・・。
一生分の肉を食べました。
このワイルドな肉に、「みどりや酒店」のオーガニックワインがあれば、最高だったんだけどな・・・。
無事仕事が終わったこともあって、昨日はついつい飲み過ぎ、案の定、現在二日酔いです。
自分たちの仕事が報道されるニュース番組を観るのも「のみとばし」てしまいました。せっかくインタビューがんばったのに・・。
これから空港に向かい、イスタンブール経由で明朝帰国します。
帰ったら、なに食べようかな・・。やっぱり
やってきた「招かれざる客」、ただし「松」コース [イラク]
今日のお昼はこんなんでした。
うわ〜、すご〜い！ 焼魚！
一瞬、「つぼだい」かと思いましたが、鯉でした・・。
とてもおいしかったのですが、小骨と泥臭さが少し・・・。
でも、招待してくれたイラク人の皆さん、とてもやさしく、
「ここをこうして大きな骨をとれば、あとは小骨もないから・・」、と教えてくれて、とてもおいしく食べられました。
そして、仕事を終えて宿舎に帰り、部屋に入るとちょっとびっくり・・。
部屋が異様に片付いています・・・。
狭いので、ベッドやら床やらに置いておいた荷物や書類がきれいにクロゼットに置かれていまして・・・。
（ちなみに、この狭い部屋、三食洗濯込みとはいえ、一泊250ドルです。）
聞くところによると、今日の午後、件の「招かれざる客」がお見えになったそうです。
ただ、昨日聞いた乱入者とはずいぶん違う、「紳士的な部隊」だったそうで・・・。背広を着た秘密警察的役人数名が、２０人ほどの兵隊を連れてやってきて、ここの警備会社のマネージャーの案内で各部屋を「捜索」したんだそうです。そのときに乱された部屋は、その後警備会社のスタッフが全てきちんと整理したんだそうです・・。
ということで私のところは実害なし・・。
おそらく「踏み込む」前に、ここにいる我々の氏素性も押さえてやってきたのでしょう。
一応、日本の公的な役割をもってここに来ているので、その点は配慮されたのだと思います。
「抜き打ち査察」にも、昼間に背広を着て紳士的にやってくる「松コース」と、夜中にいきなりドアを蹴破って乱入し鉄砲を突きつけ、床に這わせて調べる「梅コース」まであるということでしょうか・・。
エライ違いだな・・・。
くわばらくわばら・・。
招かれざる客 [イラク]
ずらりと並んでいるのはすべて防弾車です。
ここは、バグダッド市内某所にある警備会社のコンパウンド。
私はこの中にあるゲストルームに滞在しています。
奥の並びがそのゲストルーム。窓の下のブロック台の上に土嚢が積まれています。
屋根は二重構造になっていて、その間に土嚢が積まれ、ロケット弾や迫撃弾が上部屋根に着弾して爆発した際に衝撃を和らげるようになっています・・・。っていうか、径の大きなものは貫通するそうですが・・・。
イラクやアフガンなど、テロの危険性がある場所では、民間の警備会社が多くあり、民間人の警護を請け負っています。警備員はもちろんみな重武装です。腕が私の太ももくらい会って、入れ墨がまぶしい・・・。警備費もお高くて、空港の送迎だけで３０万円くらいかかります（安い方）。１日市内（レッドゾーンと呼ばれる危険地域）を移動するには100万円かかるケースもざらにあります。
そして、最近、イラク軍関係者の間でこうした民間の警備会社（武装集団）を排除しようとする動きがあるそうです。
昨深夜、某企業が入っている同じようなコンパウンドがイラクの治安部隊に包囲され、突然なだれ込んできた部隊が各部屋のドアを蹴破って入り込み，「違法武器の捜索」と称して荷物を全て開け散らかして行ったそうです。その間，中にいた人は小銃を突きつけられ、床にうつぶせに寝せられ，警備会社の「兵隊」は連行されていったそうです。
少しでも抵抗すれば容赦なく撃たれたような状況であったそうで、先ほど当所の関係者から招集がかかり、
「ここでもいつ同じ事が起こるかわからないので、その場合はとにかく無抵抗で、「日本人（ヤバーン）」と言ってください、との指示を受けました。
一応，机の上にパスポートも出しておきました。
といいながら、部屋でワイン飲んでいるんですが・・・。
さきほどバーにワインを買いに行ったのですが、誰もいませんでした。構内もひっそり・・。
どうか、不意のお客さん来ませんように・・・。
自分で頑張るトルコ航空 [イラク]
パレスチナの次は、再びイラクに参ります。
今年２回目です。
今回の主な用務先はバグダッドですが、その前にエルビルに立ち寄るため、フライトはエルビル・イン、バグダッド・アウト。
結果的にトルコ航空を利用することになりました。
トルコ航空は初めてです。
現在、イスタンブールにてエルビル行きフライトを待っています。
これまでは、ウィーンかフランクフルトで前後泊がありましたが、今回は泊まりなしの乗り継ぎです。
１１時間半＋２時間半。間に待ち時間が４時間半です。
日本を昼の１２時に出て、目的地到着は現地時間午前１時。日本時間では朝７時です。
なかなか立派なイスタンブール空港のCIPラウンジ。
トルコ航空の機材は７７７でしたが、新しく機内も広々・・。機内にはシェフ（の格好をした乗務員？）がいて、食事をサーブしてくれます。
メニューはとても立派。
日本語も書いてあります。
だけど、このメニューの日本語、いまひとつわかりません。
例えば、前菜には、
「トロリから選びもの ーー タイセイヨウサケ 魚卵のすし ／ 燻製マグロすし・・・グリルで焼いたズッキーニ巻く・・・」
トロリってワゴンですね。
タイセイヨウサケ 魚卵のすし、っていうのはイクラのすしのことです・・・。
メインになるとさらにわかりませんが・・・。
「グリルで焼いたハタ科魚のヒレ・・・アルフォンシノ 魚 ケルプと醤油 ソース・・・乾燥野菜と味噌スープ・・・」
こんな感じでして・・・。
ハタ科魚って、魚の名前書いてほしいですよね。それに、ヒレっていうよりフィレ・・。「さかなのひれ」、じゃあねぇ・・。
結局英語のメニュー見て頼みました。
でも、サービスはとってもよかったです。
日本発着便なのに、日本人乗務員は乗っていません。
トルコ人の乗務員が日本語でアナウンスしますが、この日本語もいまいち・・。
日本人客がたくさん乗るのだから、メニューとか、アナウンスとか、ちょっと日本人に監修を依頼すればよいと思うのですが、その辺が「らしさ」なのかも・・。
フライトはとっても快適で、５時間くらい寝てしまいました。
明日はエルビルでなつかしのカウンターパートの面々と会います。
楽しみです。
食ってる口ごと食ってやる！ さよなら、イラク・・。 [イラク]
さて、当地での仕事もすべて終わり，本日夕刻イラクを発ちます。
フランクフルトで一泊して，１０日には日本です。
さすがに１ヶ月もいると、激しくやりあった相手でも、少しは別れがたい気持ちになります。
まぁ、また来るんだろうな、そう遠くない将来・・。
最後のランチは、やっぱりケバブのサンドイッチ・・・。
さすがに、というかすでに２週間くらい前から食い飽きてます・・・。
なんか、改めてみると、このサンドイッチ、口に見えますよね・・。
「いっぱい頬張ってる口ごと頬張るぞ・・・」、みたいな・・・。
さて、そろそろチェックアウトして空港に向かいます。
炊きたてのごはんを食べたいっ！ 生たまごもね・・ [イラク]
バグダッドから戻ると，メチャクチャ冬でした。
連日のように雪が降ってまして・・・。とにかく寒いです・・。
おかげさまで，疲れの蓄積もあってか、しっかりと風邪をこじらせてしまいました・・。
「着るまい」、と思っていたヒートテックも着用・・。
この数１０年間、長袖シャツ、ももひきやタイツの類は着用したことがありませんでしたが、このヒートテックは「別物」ですね。
とても軽快でごわごわしないし、伸縮性もあって快適です・・。
一方・・・、
この寒さの中、こんな格好でジョギングする欧米人・・・。
半袖に、短パンです・・・。
寒中水泳でもあるまいに・・・。
同僚の話では、「アングロサクソンは毛穴の数が圧倒的に少ない。」んだとか・・・。
寒さって、毛穴の数と関係あるの？ むしろ皮膚や脂肪の厚さなんでは・・・？？
イラク滞在も残すところあと３日・・。
そろそろ書いてもいいですか・・？
そ、帰ったら食べたいもの・・・。
鍋焼きうどん、東神田ラーメン、お刺身（「お」がつきます）、脂ののった焼き魚、かき鍋、みどりやの立ち飲みワイン、寿司！、自分で打ったそば！、そして何より、新米の炊きたてごはん！
はぁ〜、お腹すいた！
平和であることは難しい・・・ [イラク]
バグダッドにいます。
空港から市内の宿舎への移動車はもちろん防弾車で、運転手と警護の２人は戦闘服にマシンガンの銃弾カートリッジと拳銃２丁を差した防弾チョッキ・・・。私たちも乗る前には防弾チョッキを着せられます。席にはヘルメット・・。
宿舎の部屋はこんな感じです。
一見、普通の部屋に見えますが、部屋にもヘルメットと防弾チョッキ装備。窓の外には土嚢が積まれています。
市内は「グリーン」、「イエロー」、「レッド」に分けれらていて、普通の市民が普通に歩いているところは「レッドゾーン」です。アメリカ大使館などのある「グリーンゾーン」周辺のセキュリティチェックは特に厳しく何重にもなっていて、一般人は入り込めませんので「ゴーストタウン」のような状態です。
「レッドゾーン」を移動する際には、フル武装の警護に守られ、防弾着衣を身に着けて移動します。かえって目立つので怖いですが・・。
残念ながら市内の写真を撮るのは難しいのですが、先日訪れたグリーンゾーンの写真をいくつか紹介します。
無名戦士の墓からみたバグダッド市内です。
ところどころに爆撃痕も生々しい建物が見えます。
サダムが軍隊謁見をよく行っていた広場。照明は競技場のためではなく、この広場のためのものです。
「サダムの手」と言われるモニュメント。実際にサダムのこぶしの型をとって作ったそうです。
いくら警護に守られているとはいえ、ところどころに戦車や武装した警官、軍隊のチェックポイントがあり、低空飛行のヘリが偵察しているなど、心穏やかではありません。
レッドゾーンに駐車している車を見ると、「自爆テロ」の車両に見えなくもありません（過敏なことはわかっていますが・・・）。
アフガンの治安はここよりずっと悪いと聞いていますが、こうしたところで日常仕事をすることの精神的なプレッシャーは相当なものだと思います。
「治安を維持するのは難しい。しかし、平和を維持することはさらに難しい・・。」
今一度、平和である日本の良さを痛感し、また、その平和を維持している日本の存在の大きさを感じました。
夜は質素に ・・。 [イラク]
今日もとてもいい天気でした。
きれいな青空・・。すこし暖かかったです。
さて・・・、また食べ物の話ですが・・。（そのほかに話題がない・・？）
朝食は、ビュッフェスタイルでして，ランチが３時くらいことになることもあってしっかり食べます。
こんな感じで・・・。
野菜は毎日きゅうりとトマトのみ・・。しっかり食べます。
豆のスープも毎日同じ・・。ネパールのダールに似た感じでとてもおいしいです・・。
玉子はオムレツとか、スクランブルエッグとか、作ってくれます。
ウィンナーソーセージも毎日同じ・・。
ジュースはとてもおいしいです。この日はアップルジュース。
ランチはというと、先日ご紹介のとおり会社帰りにローカルフードのテイクアウトでして・・・。
今日の場合は・・、
メインはラム肉です。
なぜかわかりませんが、スープを３つもつけてくれました・・。（押し売り・・？）
「ごはん」って頼むとごはんを入れてくれますが、当然のようにパンもつきます・・。（いらないんだけど・・）
トマトとキュウリのピクルス、それにタマネギスライスがついてます。だいたいこんな感じです・・。
今日は少しお高めの7500ディナール（600円くらい）
これを３時くらいに食べるものですから、その後はあまりお腹が空きません・・。
したがって、夜は質素に・・・・、
Indo Mieをすすります。
素ラーメンです。
（娘に送った「中華三昧」、「ラーメンの具」、どうして自分は持ってこなかったんだろう・・？）
寂しくなったら、おかずはこちら・・・。
このデータベース、すばらしいです・・。自宅近くの店がほとんど網羅されています。
なんか、心が満たされます・・。 お腹はイマイチ満たされませんが・・・。
明日は現場に参りますので、帰りのお昼ごはんが楽しみです・・・。
きれいに並べたね〜〜 [イラク]
こちらにくる前に、ハワイのマウイ島にいる次女に国際郵便（EMS)で食料品を送りました。
（イヤ、その「カニのみそ汁」は、このあいだのエジプト出張のときに持ってったやつで、一つ食べたけど不味かったんで、ついでに送る荷物に入れただけなのね・・・。）
城東郵便局の受付のお兄さんは、「いま、アメリカの検査が厳しくなってますので通常より２〜３日かかりますよ。」、といってました。
ま、生ものもないし送ることにしました・・、段ボール箱一杯に食料品などをいろいろ詰めて・・。（ダイソーの色鉛筆なんかも入れたかな・・？）
その後、自分は出張のため１１日に日本を発ちまして、インターネットで荷物を追跡していたのですがなかなか進みません。
なんか、南砂の国際交換支店で２日間も留め置かれているのも通常はないんですが・・。
さらにさらに、なぜかハワイへの荷物がロスアンゼルスに飛んでしまいまして・・。
前回はホノルルにすんなり入ったんですがねぇ・・。
結局、業を煮やした（というより、待ちきれなかった）次女が郵便局まで取りに行って受け取ったそうです。
１０日もかかりましたねぇ・・・。
で、次女から写真とお礼のメールが届きました。
お荷物届きました☆！！！！というより、もうウキウキが止まらず待ちきれなかったので郵便局に取りに行きますた♪やはりアメリカの検査が厳しかったようで、全て中身を開けられておりますた！しかも！カニのみそ汁の袋破られて中までしっかりチェックされておりますたよ！！しかし検査した人もビックリしただろうな～と思って！
そ、でも、確かに検査した人は「びっくりした」と思いますよ〜。
だって、中身がこれなので・・・。
（きれいに並べたね〜〜）
「梅しば」と「ごんじり」が食べたい、っていうから、製造元の村岡食品工業から１０袋ずつ取り寄せて，ゆうぱっくの一番大きな段ボールに詰めたからね〜〜。
頼まれなかったけど、ついでに人気のチョロギもね・・。
（ちょっと極端だった？ でも、箱が大きくて余裕があったので・・・。比較的軽いしね・・。）
真ん中に件の「カニみそ汁」がありますな・・・。
チロルチョコでハートマークを作るなんぞ、なかなかの知恵者ですな・・、って親バカ・・？
