「イラクの半ライスは日本の特盛っ!?」・・・みたいなランチ [イラク]
久々の出張グッズ [イラク]
イラクっす! [イラク]
やっぱりイラクよりイクラの方がいい・・・。 [イラク]
今朝帰国しました。
帰ってきてすぐに荷物を解いて、洗濯して、掃除して・・。
眠いけれど寝ると時差ぼけが解消しないので体内時計の調整もかねて昼から出かけました。
まずはバスで門前仲町(さすがに自転車は気力がなく・・)まで行って万豚記で白ゴマ坦々麺を食べました。
もう、これは本当においしかった! 「どんな機内食よりも、この一品が出たらそれでいい」、と思いました・・。
そして、夜は「帰国日のお約束」、電気館に行きました。
辛口の冷酒を頼んで、まずはお通し・・。
鶏肉をさっと湯通しして酢味噌で和えたもの。
いや~、本当においしかったです。
シュワルマやケバブなんて、忘却のかなたに吹っ飛びました。
そして、お一人刺身盛・・。
あ~、もう涙が出そうになりました。
「まだイラクに残ってハンバーガー食べてる同僚に食べさせてあげたい。せめて写真だけでも送ろうか、いや、酷だ・・」
などと考えながら、パクパクパクパク、食べてしまいました。
イカごろなんて最高でしたね、さすが北海道料理の電気館。
そして、ホタテとアスパラ・・・。アスパラが切れたのでホタテ大きいやつ三つも大サービス・・・。
思わず、ご飯と味噌汁頼みました・・・。
なにもかにも、本当においしかったです。
仕事を終えた満足感を一杯感じられるひと時でした・・・。
さて、また明日からお弁当生活です。
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(以下、2011年10月追記)
電気館は2011年9月14日に突然閉店しました。
この料理は捨てがたい! どなたかご主人の相澤さんの行き先がわかれば教えてください。
さよならイラク・・・。 [イラク]
いま、ウィーン空港のラウンジです。
そろそろ搭乗です。
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さて・・・、
昨日は、イラクを発つ前に同僚と市場調査(?)をしました。
市街中心部の城砦周辺にあるバザールです。
位置的にはここです。
まぁとにかくいろいろな物が売られています。
蜂蜜とか、砂糖菓子とかナッツ類等々・・・。品数豊富です。
とても驚いたことですが、誰ひとりとして「押し売り」はしません。
観光客が少ないこともあるかもしれませんが、たいていはいる、しつこく付いてくる物売りなど一切いません。
どちらかというと、人なつっこい人たちは、カメラを持っている私たちに、「写真を撮ってくれ」とせがみます。
彼らが来ているのがここの民族衣装(?)です。なかなか格好いいです。
ずいぶん歩き回ってから、この町で最も古いお茶屋さんで一休み・・。
店内には所狭しと訪問客の写真が飾られています。かなり有名な人もいるようです。
ご主人のおじいちゃんは自慢げにいろいろ説明してくれました。
「この人は○○・・、あれは△△・・・。」
ちっともわかりません・・。
私も、パスポート用の写真をこっそり額縁の隅に挟み込んでおきました。(赤円内)
バザールの後は、城砦に入りました。
ガードが武器を携帯しているため最初は止められたのですが、逆に警察のエライ方が出てきて、ずっと案内してくれました。
城砦は最初の写真のように外周を円く固めています。
中には数年前まで人が住んでいたそうです。
こんな感じになっています。
城砦から見た、バザール方面はこんな感じです。
右側がバザールです。
円内中央にはイラクの国旗がはためいています。
車も入っていて(一般車ではないですが・・)、普通に町です。電信柱もあるし・・・。
空港に行く前に同僚と食事をしました。
イラク最後の食事はシュワルマにしました。
美味しかった!
食事のあと、一人(ガード付きか・・)空港に向かいました。
さよなら、イラク。
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さて、これから飛行機に乗ります。
日本に着いたら、昼はラーメン(万豚記かな~)食べて、夜は大島の電気館でお刺身とお寿司食べて日本酒飲みます!
お疲れ様でした・・。
昨夜と今朝のウィーン巡りの様子は帰ってから・・・。
再び来たい国・・・ [イラク]
今日、ひとりでイラクを発ちます。
こちらに来たときには、毎日青空が広がっている割に少し肌寒いくらいでしたが、この3~4日は空が砂色になって太陽がよく見えず、日中はとても暑くなっています。
今朝も外を見ると遠くが見えません。
いよいよ砂嵐の季節の到来でしょうか・・・。
とても短い間でしたが、ここは本当にいいところでした。
人が親切で優しかったですね。仕事は非常にやりやすかったです。
治安の状況から思うように歩き回ることはできませんが、一般の人々や農民の暮らしを垣間見ることができてよかった。
また近いうちに来たいですね。
今日は夕方のフライトでウィーンに出ます。
やっぱり現地食はおいしいです [イラク]
先週末はホテルに缶詰状態で、ホテルの高い飯にもうんざりでした。
しかし、今週は現場に出たり、市内で会議の帰りに食事をしたり、と外食の機会も結構ありました。
地方出張の際にはごはん(ライス)も食べることができました。
右側手前のチキン炭火焼き、旨かったぁ・・。
カンボジアの「コッチコチ」のやせこけた地鶏とは大違いで、柔らかくて本当に美味しかったです。 バターライスがまた最高!
奧のは、オクラ、トマト、豆の各スープ。ご飯にかけて食べます。
また、中東と言えば、「ケバブ」です。肉のミンチを串に張り付けて焼きます。
材料はこれです。
クルドのケバブは最高と言われています。
パンに、ケバブ、たまねぎなどの野菜を一緒にくるんで食べます。
めちゃくちゃ旨いです。
う~む、名残惜しい・・・・・。
「天国に一番近い国」の歩き方 [イラク]
今私が滞在しているところはイラクでも最も安全なところ(グリーンゾーン)ですが、それでも移動するときには必ず防弾車を使い、どこに行くにも屈強な武装ガードが付いてきます。
まぁ、とにかくデカイので、前がよく見えません。
髪型(?)はほとんどが「スキンヘッド」です。
でも、食事の後には、ひげ面にスキンヘッド、サングラスでちゃっかりアイスなんかも食べたりしてます。
地方に出かける際には助手席のガードの脇にはしっかり自動小銃が置かれています。国境付近の調査の際には、小銃を持って周囲を警戒します。国境付近にはゲリラが多いので・・・。
ホテルの前にはイギリスミッションの防弾車がずらりと並んでいます。
車の後部屋根に泡立て器みたいなのが二つ付いていますが、これは対IED(即席爆発装置)の妨害電波発射用アンテナです。
IEDは携帯電話を使って起爆することが多いので、携帯電話の電波妨害をして路上爆弾などを起爆させなくするためのものです。
よって、この車が通ると携帯は使えなくなります。
最も危険なレッドゾーンを移動する際は、乗客(?)2名の乗る車の前後に防弾車が2台付きます。攻撃を受けたときに反撃する要員を積むために必要な台数です。この編成には1日数10万円から100万円の費用がかかります。
イラクやアフガニスタンの危険地帯では、これだけやっても足りないくらいなのです。
それでもここで仕事をするのは、よほどの金儲けか、高い志や使命感がゆえのことでしょう・・・。
少しずつでも、ごく普通に仕事ができるようになることを願っています。
缶詰 [イラク]
何の缶詰かって、自分が缶詰になっているわけでして・・。
昨日、今日は休日のため警護も休み、というわけで、ホテルから一歩も出られません。
三食ホテルで済ませています。
朝食は込みなのでいいとしても、昼食、夕食のビュッフェはそれぞれ30ドルくらい取られるので、日本では決して食べないハンバーガーを(既に3種類)食べたり、スパゲティ(ナポリタンとミートのみ)を食べたり・・・。(コメを食べたいっ!)
それでも1食1000円くらいにはなるという物価高・・。街に出ればそんなに驚くほどの物価ではありませんが、ホテルですから仕方がありません。洗濯も、シャツが1枚3ドルですから、せっせせっせとバスルームで洗濯をしております。アイロン持ってくればよかった・・・。
全ては「治安」ということに行き着くわけですが、ここで暮らすのは実に大変です。
このホテルの位置を衛星写真で見るとこんな感じです。
なんか月面のようですが、実際はそうでもありません。ホテルから北東の尾根を撮ったのが下の写真です。
まぁ、きれいなものです。
明日からいよいよ現場です。やはり現場の生活をよく見ないと、イメージが湧きません。イラクの農家に話を聞くのが楽しみです。子どもに会うのも楽しみだなぁ・・。
そして・・・、
ハンバーガー以外のものを食べるのも楽しみです・・。
最も危険な国の最も安全な場所 [イラク]
昨日、予定通りイラクに入りました。
イラクとはいっても、首都バグダッドではなく、クルド自治区の首都エルビルです。クルド自治区はイラクの中でも最も安定した地域として、「The safest area in Iraq as one of the most dangerous countries on earth」(地球上最も危険な国々のひとつイラクの中で最も安全な地域)と言われています。(とはいっても、移動は武装ガード付きの防弾車ですが・・・)
クルド地域と言えば、サダム・フセインによる対クルド人弾圧・虐殺などがよく知られていますが、その辺を含むクルド人およびクルディスタンの歴史については、いろいろと本が出ていますので興味があればお読みください。(「クルド人とクルディスタン~拒絶される民族」中川喜与志著など)
第一印象はといえば、「広い。緑がある。涼しい」、こんなところでしょうか・・。
聞いてはいましたが、今年のクルディスタンは雨が多いらしく、いまは小麦の収穫期が近づいて、辺りは緑から黄金色に変わりつつあります。およそ沙漠のイメージとは違い、チグリス川の流域を形成するだけあって、豊かな水資源(雪解け水)を感じさせます。
農作物も、小麦を主体とする穀物のほかに、りんご、ぶどう、オリーブ、じゃがいも、きゅうり、トマトなど豊富です。現場に行くのが楽しみです。
下の写真はホテルからみた東側のパノラマ(今朝の日の出時)です。
今日から行動開始です。