墓探しと寿司 [グルメ]
先週末、レンタカーを借りて一人、千葉県のいすみ市に行ってきました。
用向きは、「先祖の墓探し」、です。
なぜ、私が「墓探し」に行くことになったかという経緯は省きますが、とにかく、ある墓所の500基ある墓の中から特定姓の墓を探し出し、その情報(建立者、年月、納骨されている人および没年月日、写真・・)を記録するのです。
当初、「数基」とされていた同姓の墓は実際には8基あり、すべて調べるのに1時間半ほどかかりました。(現地調査自体もさることながら、翌日報告書(別に仕事ではないけれど性分なので・・)にまとめるのに3時間ほどかかりました・・。)
とりあえず、両親には感謝されたわけで、親孝行の一種ではあったと思います。
さて、その帰り・・・。
いすみ市は九十九里に近く、近海魚の水揚げも多いのです。
「ここまできたら、新鮮な魚を食べて帰らない手はない」
と、少し足を伸ばして大原町まで行き、事前にインターネットで調べておいた地元の寿司屋「喜久寿司」に行きました。
実は、大原に行ったのは初めてではありません。
これまでにも2~3回は行っています。母方の本家筋のある町だということは知っていましたので・・・。ただ、今回ほどの目的意識があったわけではありませんでした。
さて、その喜久寿司・・。
店に入るとカウンター席に親子4人連れが座っていました。
子供は小学校低学年くらいでしょうか・・。
店内には、「今日のおすすめ」がホワイトボードに書かれているだけで、メニューもありません。
ちなみに、おすすめは、「くろだい、まだい、たこ、いか、いさき、はた、ひらめ、こち、あなご」、でした・・・。
それぞれ、お造りだと思いますが、1000円~2000円くらいです。
大将はすでに仕事を始めており、ほかに従業員もいないので、しばらく注文するのを待ってたところ、その大将が、
「飲み物はお茶でいいですか?」、と訊かれましたので、
「お茶でいいです。」、と答えました。
お茶を出されてしばらくすると、
「適当に握っていいですか?」、と訊かれましたので、
「じゃ、お任せします」、と答えました。
正直言って、「こわかった」です。
飛び込みの寿司屋のカウンターで、いきなり「お任せ」ですから・・。
で、出されたネタ(1カンずつ)はというと・・・、
かます、あじ、ひらめ、はた、こち、たい、いさき、おにかさご、生しらす(軍艦)、いか、いかの肝和え(軍艦)、いかなめろう(軍艦)、こはだとガリと大葉(細巻)・・・
でした。
たとえば生シラス・・・。
そして、こはだとガリと大葉の細巻
他は・・・?
正直言って、写真撮り忘れました・・・。
お腹いっぱい・・・。
デザートは、露地トマトのシロップ付けブルーベリー添え、これも美味!
すべて、ネタは新鮮このうえなく、地物の魚ばかりでサイコー!
すっかり堪能して、「お会計お願いします」、と言ったら、
「2000円です」、って・・・。
「安っ!」
「そこらへんで泳いでいるような魚だから・・」、ってことで・・・。
ちなみに、奥様は農業をやられているそうで、そろそろ稲刈りが忙しいんだそうです。
どうりでシャリもうまかったです。
「偶然きたんですが、季節的にもネタが豊富でいい時期だったんでしょうね?」、と尋ねたところ、
「いいや、いつ来てもいろんな魚があって楽しいよ。春夏秋冬、それぞれに揚がる魚に特徴があってね・・。」、とのことでした。
今度は、秋に行きましょうか・・。
お店のウェブサイトは下記URLのとおりです。
http://captains.co.jp/syokugi/kikususi/top.htm#ten
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